枡形城跡

所在地 神奈川県川崎市多摩区枡形6丁目26−1
小田急が通る多摩丘陵の谷戸筋の南側入り口に そびえるのが枡形山で、 現在は生田緑地として保存・整備されています。
向ケ丘遊園駅から線路沿いに西へ進み、 専修大学へ続く道を登っていく途中に 頂上(桝形城跡)へ続く道への分岐があります。

桝形城碑

奉献/建立 昭和三十五年三月[1960年3月]
石工銘 石匠 慶雲
頂上付近は公園として整備されており、 北端に展望台があり、その左(西)脇に碑が建てられています。
内藤石材店は昭和二十九(1954)年に廃業していますが、 この碑の建立は昭和三十五(1960)年で、 慶雲三代目は廃業以降も石工として活動していたようです。

句碑

奉献/建立 昭和四十年十一月[1965年3月]
石工銘 登戸 吉沢耕石
展望台の西側隅に置かれています。 登戸生まれの文学者で、丸山教第3代教主でもある 伊藤葦天の句「馬場あとも やかたあとも 秋の風」が刻まれています。