久末線彫り地蔵

所在地 神奈川県川崎市高津区久末妙法寺横
妙法寺の裏手(南西角)の道路沿いに、庚申塔と並んで置かれています。妙法寺の石造物の1つとして扱うことも考えましたが、境内の外にあって道路を向いていることから独立した項目としています。

線彫り地蔵

奉献/建立 明治十九年十月[1886年10月]
石工銘 内藤慶雲
資料[1]によれば、久末の農民が豊作を願って建立したようです。
すぐそばの妙法寺にも同じ慶雲の線彫り像があります。(線彫り像は、この2ヵ所でしか確認できていません)

庚申塔

奉献/建立 文久四甲子年正月[1864年1月]
石工銘 不明
線彫り地蔵の右隣に置かれています。線彫り地蔵より20年あまり古いですが、願主の姓「森」が地蔵と同じです。

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