坂戸石橋供養塔

所在地 神奈川県川崎市高津区坂戸1丁目12−5
府中街道が名神高速と交差する北見方第三下から 高速下を南西に進み、二ヶ領用水に出たところから 用水沿いに北へ進むと小さな公園の隅に碑が立っています。

石橋供養塔

奉献/建立 寛政五癸丑(年)十月[1793年10月]
石工銘 江戸麻布 亀(山)
横に立っている説明札によれば、 寛政五年、ここに二ヶ領用水をまたぐ 石橋がかけられたとのことです。
石工銘の下が欠けていますが、 「川崎市石造物調査報告書(謝辞[11])」を参考にしています。

坂戸橋改築之碑

奉献/建立 昭和二年五月[1927年5月]
石工銘 二子 小俣石材店
寛政五年の碑の後方に立っています。 二ヶ領用水が現在の位置に付け替えられたのは 昭和十六年とのことなので[1]、 それ以前の改築を記念した碑のようです。