天満天神社

所在地 神奈川県川崎市幸区東古市場83
多摩川から少し入ったところにあります。何度か遷座されているようですが、昔はこのあたりが多摩川河岸だったのかも知れません。拝殿前に岡崎現代タイプの狛犬が置かれています。

狛犬

奉献/建立 大正元年十二月[1912年12月]
石工銘 溝口 内藤慶雲
狛犬タイプ 尾流れ
拝殿前狛犬の台座は先代のもの[1]と考えると、由来石碑の前に台座無しで置かれているのが慶雲作の狛犬と思われます。台座はきれいに残っていますが、本体はかなり損傷しています。(損傷だけでなく、脚周りの補修も不自然です)

鳥居残欠

奉献/建立 安永元癸辰歳[1772年]
石工銘 不明
先代狛犬の右後ろに立てられている鳥居残欠です。安政二(1855)年の地震で折れたといわれています[3]
※安永元年は「壬辰」で、翌二年が「癸巳」なので、銘が謎です。