有馬神明神社

所在地 神奈川県川崎市宮前区有馬5丁目13−24
246号線で宮前郵便局の角を南に入ると、果樹園や農家/造園農家に囲まれ、有馬側が削った谷戸の北側斜面に神社が鎮座しています。
神輿殿に格納されている神輿は関東最大の大きさだそうです(訪問時は大きさから山車だと思っていました)。

狛犬

奉献/建立 大正四年十月[1915年10月]
石工銘 溝ノ口 内藤慶雲
狛犬タイプ 尾流れ(左:珠,右:子)
階段参道の手前に慶雲の狛犬が置かれています。台座には日露戦役の戦没者名が一面に刻まれており、時代の証人でもあることを感じさせます。

石水盤

奉献/建立 明治卅年七月[1897年7月]
石工銘 二子 小俣松五郎
階段参道上がったすぐ右脇に先代の石水盤が置かれています。

石鳥居

奉献/建立 明治廿九年九月[1896年9月]
石工銘 不明
神社入口から少し入ったところに立っています。建立年が階段石標の残欠と同じで、石水盤とも近いので、いずれも小俣の作かも知れません。

石階標

奉献/建立 明治(三十)酉年五月[1897年5月]
石工銘 溝ノ口 内藤(慶雲)
神社入口入って鳥居の手前に小さいですが、階段があります。その階段石標ですが、年銘が摩耗のため判別できません。「明治」と「酉年」はなんとか読めるので、おそらく年は「六」「十八」「三十」のどれかだと思います。
石工名も下半分が埋まっていますが、こちらは「慶雲」だと思われます。
※境内にあった残材とは別のようです。

幟立て

奉献/建立 明治貮拾年三月[1887年3月]
石工銘 溝ノ口村 内藤留五郎
神社入口すぐ両脇に置かれています。