法雲寺

所在地 神奈川県川崎市麻生区高石2丁目6−1
五反田川に沿って多摩丘陵内を貫く津久井道の 高石歩道橋下交差点から、川に沿って北へ進み、細山神明社から谷戸の中を西へ進んだ付き当たり北側斜面に寺院があります。
開山塔も昭和の吉澤石材の作でした。

狛犬

奉献/建立 大正二年九月[1913年9月]
石工銘 吉澤耕石
狛犬タイプ 尾流れ(左:珠,右:子)

馬頭観音(右側)

奉献/建立 明治十五年壬午十二月[1882年12月]
石工銘 溝之口 內藤留𫝀郎
吉澤藤三光信の馬頭観音塔の26年後に建立されています。高さもあり、像頭部の馬頭もリアルです。「大胆推理・内藤慶雲物語」[4]にも描かれているような、初代内藤留五郎の意地を感じました。この観音のさらに31年後に今度は吉澤耕石が狛犬を奉納しているのもドラマです。

馬頭観音(左側)

奉献/建立 安政三丙辰年三月[1856年3月]
石工銘 登戸 吉澤藤三光信
吉澤耕石の作です。観音像は浮彫となっています。

石水盤

奉献/建立 文政四辛巳歳十月[1821年10月]
石工銘 登戸 伊勢屋藤吉
馬頭観音横に六地蔵があり、その前に置かれています。伊勢屋藤吉は吉澤耕石の初代といわれています。