出来野厳島神社

所在地 神奈川県川崎市川崎区日ノ出2丁目6−3
現在の地名は「日の出」ですが、川崎貨物駅付近は以前は出来野(できの)と呼ばれていました。明治まで貨物駅の東側がすぐ海で、海岸沿いでは製塩業が行われていました。
訪問日 2023年1月,2023年3月,2023年5月,2025年2月,2025年7月

狛犬

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奉献/建立 明治十二年第五月[1879年5月]
石工銘 羽田 出川伊助
狛犬タイプ 尾流れ
かなり胸の出張った狛犬です。しかし、いい面構えをしており、右側の顔の欠損が残念です。
出川伊助は多摩川下流で活動していた石工で、大田区の貴菅神社にも狛犬があります。

庚申塔

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奉献/建立 不明
石工銘 不明
拝殿の右手(北側)の小屋の中にある二体の庚申塔で、川崎市の資料[1]では「塩で溶けた庚申塔」とされています。本当に塩で石が溶けるかと思いましたが、石材によっては、「塩類風化」という現象によって穴が空くように劣化していくようです[4]
近くの 塩浜神明社にも同じように溶けた庚申塔があります。